電流検知回路について調べる

電流検知の方法について考え直す.まず元々考えてたことについて述べる.
キットの回路図にはハイサイド側に電流計を置くようになっていたので,それに習うことに.
GNDが取れないのでそのままAD変換はできない.
そのため,オペアンプの差動増幅回路で電流検出用抵抗の電圧降下を見ればなんとかなると思っていたが,調べてみたらもっと複雑な回路になるようだった.

 

まず,そもそもどうしてハイサイドなのか?
アプリケーションノート 105より,短絡が検知できるからかな.でもなんでローサイドだと短絡が検知できないんだろう?
(あまり関係ないけど,シャント抵抗をプリント基板にのせる場合パターンも考えてあげないといけないんだね…シャント抵抗器(SMD)とは | テック君の豆知識 | 半導体・電子部品の即納通販 RSオンライン

「ローサイド設計の場合は負荷が誤ってグランドに短絡されると、電流検出アンプはバイパスされて、短絡を検出することができません。」(アナログ乗算器がハイサイド電流検出測定の精度を向上する - アプリケーションノート - Maximより)

オペアンプバイパス=回り道される…まあそうなるよねえ.でもそれって当たり前…?

 

次に,どうして複雑になるのか?
5出力安定化電源より,そのままだと誤差が大きいから工夫しないといけないということらしい.
こちらのやり方ではフローティング測定回路というものを使っているようだ.他にもないかな?